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Российские Самолеты


Tupolev Tu-204/214 ツポレフ204/214






1980年代後半に開発発表された新型ロシア機。西側で言えばA320やB757と同世代の機体に相当する。イリューシン96と同時期にデビューを予定していたが、実際は2000年に入ってから西欧諸国に出現するようになった。
エンジンはソロヴィーヨフПС−90А(PS-90A)、またはロールスロイスRB211-535が装備できる。ツポレフ204-100の最大離陸重量を増加させたツポレフ214、ウラジオストクエアの要請により、胴体を短縮し、航続距離を若干延長したツポレフ204-300の3タイプと、-100型のロールスロイスエンジン搭載タイプのTu-204-120型が存在する。Tu-214だけ形式が違うのは、最終的な組み立てを行うメーカーの違いによる。

A320やB737NGと言ったライバル機に押されてかなりセールスは不調で、価格メリットのみで購入している航空会社が多い。日本へはウラジオストク航空がTu-204-300を、ダリアビアがTu-214をそれぞれ乗り入れさせてきており、新潟空港を中心に姿をみることができる。
客室は3-3配置、機内は-300型では2つのコンパートメントに分けられており、ウラジオストクエアの機体では、小型の液晶スクリーンによる映画サービスや、コックピットカメラまで装備されており、完全に西側機と遜色のない居住性を実現した、初のロシア機とも言える。




左:Siberia Airlines (S7/SBI) Tupolev 204 RA-64017
右:Vladivostok Avia Tupolev 204-300 RA-64038

左:2000年夏にアムステルダムで撮影されたシベリア航空のツポレフ204-100。ソロヴィーヨフ製PS-90を装備した機体だが、同社のフリートはA320などに置き換えられてしまい、この機体はすでに売却されてしまったようだ。

右:ウラジオストク航空は2005年からツポレフ204の受領を開始しており、Tu-204-300型を現時点で少なくとも4機保有している。日本路線にも度々使用されており、2007年の夏からは関西国際空港発着便にも就航している。





左:Dalavia Tupolev 214 RA-64512
右:Dalavia Tupolev 214 RA-64502

ウラジオストク航空と同様、極東ロシアの航空会社であるダリアビアは、ツポレフ214を5機導入し、運航している。ハバロフスク〜新潟線はこの機材による運航になっているが、ツポレフ154も未だに飛来する。右の写真はユーリ・ボロビエフと人名が入れられている。





ウラジオストクエアのツポレフ204機内

左:後部キャビン(エコノミークラス)
右:前方キャビンで客室乗務員がヘッドホンを配布

2008年3月に搭乗したウラジオストクエアのTu-204の機内の様子。後部キャビンのシートの形状から、以前の旧ソ連製の機体と異なり、シートが前方にリクライニングしない。ただし、右の写真のように、オーバーヘッドストウェージなどは若干旧ソ連機の血を引いているような・・・。




左:小型ディスプレイを装備
右:トイレ

ロシア機としては初めてと思われる液晶ディスプレイタイプのモニタが取り付けられている。イリューシン62の中には後付のLCDをつけているものもあるが、折りたたみ式のディスプレイはまだ少ない。
トイレは旧ソ連機の雰囲気が色濃く残っていた。




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